めまい(眩暈)とは

一度体験すると怖さがわかります

   急に目の前が回り出す恐怖感は、なってみないとわからないものです。目の前が回るのか、自分が回っているのか、自分の体がどうなっているのかわからない、なんとも言えない怖さがあります。

 

   私自身もめまい持ち(もっとも私のめまいは頚性めまいという、首に原因があるタイプです)で、時々10秒ほどのめまいがおこります。じっとしていれば止まるのですが、それでもひどい時は、つい叫び声を上げてしまうこともあります。

 

   短時間ならいいのですが、数時間あるいは数日にわたってめまいが起こる場合、特に一人でいるときに起こった時の怖さは相当なものでしょう

 

めまい(眩暈)の種類

 めまいは原因から

1)耳に原因があるもの(2)脳に原因があるもの(3)首の骨に原因があるもの(4)その他のもの

に分けられます。

 

 めまいの症状からの分類としては

(1)回転性(回る)(2)動揺性(ふらふらする)(3)眼前暗黒感(目の前が真っ暗になる)

があります。

 

(1)の回る感じのめまいは、主に耳(内耳)に原因がある場合が多いのですが、時に小脳という身体のバランスを調節している脳の出血などでも起こることがあります。

 

(2)の動揺性のめまいは、脳に原因がある場合もあれば、両方の内耳に障害がある場合でも、上下に揺れるようなめまいを感じることがあります。

 

(3)の目の前が真っ暗になるようなめまいは、起立性低血圧のような血圧調節障害、貧血などのいわゆる「症候性めまい」でおこります。

 

(4)の頸性めまいは、首の骨の変形やヘルニアなどで、首の動きによって起こるめまいです。

 

 眩暈が起こっている様子です。

 赤外線CCDカメラで右眼を見ています