病院での治療

病院にいくとどんな処置を受けることになるでしょうか。以下の文章はあくまで1例です。参考にとどめてください。
 
1 まず痛み止めや血管収縮剤を浸したガーゼをお鼻の中にいれられ出血の勢いを抑えます。
 
2 出血が少なくなったら、お鼻の中の出血しているところを探します。時にはファイバースコープなどの道具を使うこともあるでしょう。

 

鼻中隔右側の粘膜を硝酸銀で焼いたところです
鼻中隔右側の粘膜を硝酸銀で焼いたところです

3.出血がやや減り処置ができそうな状態であれば、硝酸銀やトリクロリール酢酸などのお薬で、粘膜を化学的に焼く処置をします。あるいはピンセットのようなバイポーラーという器具や高周波メス、あるいはレーザーなどを使って処置をすることもあります。ただこれだけで止まらないような出血、ワーファリンなどの血液サラサラのお薬を使っている場合は再出血のリスクもあるので、ガーゼや、スポンジのような止血剤をお鼻の中にしっかりいれパック状態で2ー3日そのままにしておきます。

4.お鼻の後ろの方からの出血が止まらない場合、バルーン(風船)やタンポンとガーゼを使ってお鼻の前と後ろからしっかりパックして止血します。このレベルになると入院が必要となることが多いと思います。

 

5.長期間、止血困難な出血の場合、極小の細いチューブ(カテーテル)を用いてお鼻へ行く動脈を選択的に詰める動脈塞栓術や、お鼻へ行く動脈を直接くくったり、クリップをかけたりする手術をすることもあります。もちろんこれは施設のある病院でしかできません。

 

6. 出血量に応じて血液検査、その他詳しい検査もされるかと思います。